約ネバコンピ白井カイウ&出水ぽすか×シャネルの共同作品「miroirs」展示会の実際の様子をご紹介します。
MIROIRS(ミロワール)展とは
「約束のネバーランド」の原作を担当された白井カイウ先生と、作画を担当された出水ぽすか先生が、「シャネル(CHANEL)」の創業者ガブリエル・シャネルの生き様と哲学を漫画に描いた「MIROIRS」が2021年4月30日に発売されました。この作品の発売を記念して、シャネル・ネクサス・ホール(CHANEL NEXUS HALL)にて展示会「MIROIRS-Manga meets CHANEL」が開催されています。(2021年4月23日~6月6日)
展示会場の様子
入口
会場に入ると鏡の廊下がありました。「MIROIRS」はフランス語で「鏡」の複数形を表した言葉。物語の世界観を映し出している鏡に、本のタイトルやストーリーに関する解説が書かれていました。
「MIROIRS」は1冊に3つのストーリーが収録されており、展示スペースも同様に3つに分かれていて物語を順番通りに追いながら、展示を見ることができるようになっていました。各物語に入る前には、鏡にガブリエル・シャネルの哲学や、白井カイウ先生&出水ぽすか先生の「MIRROIRS」の裏話などが載せられていました。漫画の吹き出しには、シャネルの香水「シャネル N°5」のふたのデザインが使用されているなどの情報も!展示スペースの外側の壁には、白井カイウ先生&出水ぽすか先生のサイン入りのメッセージも読むことができます。
1話-魔女-
本の中の冒険やお姫様に憧れる少女が、ある日魔女に出会いドレスや香水を身に着けて自分の”物語”に出会うというお話。シンデレラのような世界観が美しく描かれています。
2話-嘘つき-
メイクや洋服によって違う自分になれる女の子の物語。「ひとりの女性に様々な顔があり、そのどれも全部本物」ということを表したお話です。ここでも香水がキーポイントのアイテムになります。
3話-カラス-
1~2話が女の子の話であったのに対して、華奢で目立たない男の子のお話が人気者の転校生と一緒に世界を塗り替えるお話。世界に色が付いていると感じる部分だけカラーになっているのが印象的な表現です。コンプレックスからの脱却という点で、世界の価値観を打開していくストーリーでどこか「約ネバ」の表現も感じさせる最終話です。
入場者特典
入場時には、「MIROIR」表紙イラストのポストカードと、シャネル N°5の香水サンプルをいただけました。今までシャネルの香水を使用したことはありませんでしたが、漫画を通してシャネル創設者の考え方を知り興味を持ったので購入してみようかなと思いました。女性だけではなく男性向けのストーリーや刺激を受ける点もありましたので、まだ作品を読んでいないかたも是非チェックしてみてください!