約束のネバーランド|あらすじ・みどころ【ネタバレなし】

約束のネバーランド、通称(約ネバ)は世界累計2500万部の売り上げを突破した人気漫画です。(2020年10月時点)
「これから約ネバを読んでみようかな」という方向けにあらすじと主要キャラクターを紹介します。※ネタバレなし

  作品基本情報

 「約束のネバーランド」
 週刊少年ジャンプ(集英社)
 原作:白井カイウ
 作画:出水ぽすか
 週刊少年ジャンプで2016年35号~2020年28号まで連載

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  受賞歴
 ・2017年12月「マンガ新聞大賞2017」大賞
 ・「漫道コバヤシ漫画大賞2017」グランプリ
 ・2018年1月第63回小学館漫画賞「少年向け部門」
 ・「このマンガがすごい!2018」オトコ篇1位

1話あらすじ

孤児院であるG・F(グレイス=フィールドハウス)で物語は始まります。
そこには12歳までの年齢や肌色の異なる子供たちが家族として幸せに暮らしていました。

 

その中で、勉強も運動も飛びぬけて優れた最年長の3人がいました。

 エマ
 物語の主人公。
 明るくポジティブなムードメーカー。
 抜群の運動神経と学習能力を備えている。
 ちょっと天然で無鉄砲な面もあるが周りから
 新しいことをすぐに吸収できる性格のため知能も高い。
 ハウスの毎日のテスト、300点(フルスコア)
 ノーマン
 G・F一番の天才。スバ抜けた頭脳を持ち主。
 もちろん毎日のテスト300点(フルスコア)
 病弱で体力はみんなに劣るが、
 “戦略”により鬼ごっこも誰よりも強い。
 エマのことが誰よりも大好きで
 雰囲気は“ほわっ”としている。
 レイ
 図書館の本を誰よりも読んでいる博識者。
 唯一ノーマンと互角に知識で渡り合える。
 性格は常に冷静沈着。
 誰よりも現実的なクールボーイ。
 毎日のテスト、300点(フルスコア)

そして38人のハウスの子どもたちの世話役イザベラがみんなのお母さんです。

 イザベラ
 グレイスフィールドハウスの子供たちを
 一人で世話している。
 血は繋がっていないが、
 子どもたちはみんな”母”として慕っている。

ハウスの敷地は柵と門の外に囲まれており、イザベラには「門と森の奥の柵へは危ないから近寄ってはいけない」と教えられていました。
教えの通り子ども達は里親に出るまで敷地外には出たことがなく、どんな世界なのかも知りませんでした。
ハウスの子ども達が会ったことのある大人は、イザベラだけでした。

 

ところがある日、里親に出されたコニーの忘れ物(リトルバーニー)を届けに、後を追い門に近づいたエマとノーマンは、衝撃の事実を目にします。
コニーは里親に出されたのではなく、食人鬼(おに)に食べられるために殺されていました。そしてその手引きをしていたのはずっと慕っていた優しいはずのママ(イザベラ)でした…

 

エマとノーマンは自分たちが鬼に食べられるためにハウス(=農園)で飼育されていた食用児(=人肉)であること、12歳になるまでに鬼へ出荷されるシステムであること、イザベラは飼育監であったことを知ります。

 

エマとノーマンは家族の命を守るためにハウスの子供たちを連れてハウスからの脱走を計画します。
こうして子供たちの逆境に抗うストーリーが始まります・・・!

 

約ネバのみどころ3選

約ネバのガチファンが思う役ネバの魅力を語ります。

常にドキドキハラハラ!全く先がつかめない展開

約ネバの中毒になる原因はこれです!!
「鬼に食べられるために生まれてきた食用児」というスタート時点からとんでもない逆境で常に命を狙われます。
特にエマ・ノーマン・レイは鬼達にとってとっておきのご馳走であり、危険にさらされる場面も多くあります。生きるための希望の光を少しずつ見つけて前進していきますが、突然期待を裏切るどんでん返しの展開が待ち受けていたりして一瞬たりとも気が抜けず作品の沼にはまっていってしまいます。

ストーリーが始まったときには、なぜこのような環境に生まれたのか、鬼の世界・人間の世界はどうなっているのか、出会う人全ては敵で誰なのか味方なのか・・・わからないままストーリーが進んでいき少しずつ謎が解き明かされるので、「次はどうなるの!?!?」と続きが気になって仕方ない。取りつかれる魅力があります。

”鬼”を通して考えさせられる“人間”の現実世界

一見「鬼」というこの世界にはいないキャラクターを登場させたファンタジー漫画のように見えますが、約ネバの世界は私たちの現実世界と通じる部分があります。作品を通して私たちの”倫理観”を問われます。

私たちも鬼が人間を食らうように、動物の命をいただき生活している。普段の命をいただくことの大切さを考えさせられたり、鬼のいない”人間の世界”は果たして身分や争いがなく平和なのか、といったところを考えさせるような表現があります。

誰かを犠牲にしなければ自分が、自分の家族が生き残れないとしたらどのような選択をするのか・・・?
登場人物によっても考え方がそれぞれでどれが正解というものがない、奥の深いストーリーです。

鬼がいない”人間の世界”でも自分の力で”生きて”いかなければならないと示唆している漫画でもあり、漫画を楽しむだけではなく自分の生活に紐づいて考えが変わるような作品です。

この作品で鬼は、主人公たちエマ(食用児)にとっては、敵という構図になることが多いですが、鬼の世界にも政治があり、身分・力関係があり、生きる意味があります。作中の人間のなかでも、「自分たちが生きるために鬼(そして鬼側の人間)は殺しても良い・絶滅しても良い」と考える人たちもいれば、「鬼とも友達になれる」「共存していく方法がある」と考える人達もいて、それぞれの想いが交差し、途中で誰が正義なのか?見失う部分も多くあり、読めば読むほど深い作品になっています。

友情を超えた家族愛

約ネバを読んでいて何度も涙を流しました。
やはり心を動かされるのは、エマ・ノーマン・レイを始めとしたグレイスフィールドハウスの人達の”家族愛”です。

ハウスで育った子どもたちは血も繋がっていないし、、物語の途中で出会った仲間もいますが、他の漫画でいう「友情」とはまた違う感情「家族愛」がふさわしく感じます。登場人物の思いやり、仲間を信じる心には幾度となく感動させられました。特にエマ・ノーマン・レイは幼いころから一緒に育ってきた仲間であり、お互いに思いやりわかり合っているので、あたたかくずっと見守りたくなる家族愛です!

味方を増やし、強い敵と戦いながら、必殺技を取得してう戦うといった、オーソドックスなジャンプ漫画、(「友情・努力・勝利」)とは一風違った作品ですが、熱い友情(家族愛)や戦略を練って子どもたちが戦っていく物語です。
是非この機会に漫画やアニメを見始めてみてください!!

 「約束のネバーランド」
 週刊少年ジャンプ(集英社)
 原作:白井カイウ
 作画:出水ぽすか

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