2020年12月18日（金）にいよいよ実写版「約束のネバーランド（The Promised Neverland）」の映画が公開されます！
これから映画を見てみようかな・・・？という方向けに、約ネバを知らない方にも事前情報をまとめています。
約束のネバーランドとは（あらすじ）
孤児院「グレイス＝フィールドハウス」では12歳になるまでの子ども達38人が暮らしていました。
12歳の誕生日になるまでに里親が決まるようになっており、それまでの時間を子ども達は仲の良い兄弟・おいしいごはん・優しいママ（イザベラ）に囲まれて幸せに暮らしていました。
（※映画ではこの設定が16歳に引き上げられています。）
ハウスで最年長となるのが、主人公のエマ・ノーマン・レイで、3人とも毎日のテストで満点（フルスコア）を取る優秀な少女＆少年です。
ハウスの周りは高い塀で囲われていて、子供たちは敷地の外に出たことがありませんでした。里親が見つかればより幸せな外の世界へ行き大人に成長して夢を叶えられると全員が思っていました。
――――――――しかし、
ある日エマとノーマンは、ハウスの秘密を知ってしまいます。
グレイスフィールドハウスは、「子どもたちの楽園」ではなく、鬼達に人肉を献上するための「農園」だった…！？
優しいはずのママ（イザベラ）は鬼達の手下だった…！？
家族みんなで生きて大人になるために、エマとノーマンは命がけの脱獄を企てます…！
「禁断の実写化」とも言われていますが、恐ろしい鬼や過酷な運命を描いた作品を実写化するのは意外でした。しかし予告編のみでも再現度が高く、映画館でもハラハラを味わいたい作品です！
「約束のネバーランド」
週刊少年ジャンプ(集英社)
原作：白井カイウ
作画：出水ぽすか
週刊少年ジャンプで2016年35号～2020年28号まで連載
受賞歴
・2017年12月「マンガ新聞大賞2017」大賞
・「漫道コバヤシ漫画大賞2017」グランプリ
・2018年1月第63回小学館漫画賞「少年向け部門」
・「このマンガがすごい！2018」オトコ篇1位
全世界累計発行部数
2,500万部突破(2020年10月時点)
約ネバ原作のあらすじ・みどころは別の記事にまとめていますのでご覧ください。
実写版映画のキャスト
グレイスフィールドハウス・フルスコア組
浜辺美波（エマ役）
2017年「君の膵臓をたべたい」で第42回報知映画賞 新人賞を受賞された浜辺美波さんが主演のエマ役を務められます。
明るくて純粋な印象の浜辺さんは、まっすぐなエマ役にピッタリですね✨
板垣李光人（ノーマン役）
ドラマ「仮面ライダージオウ」に出演された板垣李光人さんが、超天才ノーマン役を務められます。
見た目がノーマンにそっくりで、話し方も10代には見えない落ち着いた印象の板垣さん。ノーマンはこの人しかいない！ともいえる配役です。
城桧吏（レイ役）
第71回カンヌ国際映画祭において、最高賞であるパルム・ドールを獲得した「万引き家族」に出演したことで話題となった城桧吏がクールで現実的な少年レイを務められます。
なんとも可愛らしい見た目で、いつも冷めた目をしているレイとは違うのでは？という印象を最初は受けましたが、低音で響く声質と大人を圧倒するような演技力で年齢にそぐわない大人びた少年”レイ”にピッタリだと感じました。告知で城さんが「脱獄だ」のセリフを言うシーンを見ただけでも鳥肌が立ちました！
フルスコア組がピッタリの配役で、映画ではどんな風に演出になっているのか期待が膨らみます。
大人たち（ママ＆シスター）
北川景子（イザベラ役）
ドラマや映画での活躍はいわずもがなな美人女優北川景子さんが、ハウスのママイザベラ役を演じられます。無表情で次々と物件を捌いていく『家売る女』の”三軒家万智”のイメージに近いでしょうか。飼育監の中で特段優秀、期待の星イザベラ。子ども達にも隙を一切見せず力強い目力で威圧する…
そんなイザベラが北川景子さんのキレ長の美しい目で表現されるのが楽しみです！
渡辺直美（クローネ役）
今や世界で活躍される人気お笑いタレント渡辺直美さんがクローネ役を務められます。
これぞ神配役！！
イザベラとは別視点で子ども達を監視するシスタークローネ。冷静なイザベラとは裏腹に子ども達との鬼ごっこも全力疾走！！表情豊かなクローネには渡辺直美さんが適役ですね☆シリアスなストーリーの中にも笑える要素がありそうで、原作のクローネを振り切って演じて欲しいなと思います！
映画は漫画の何巻？
約束のネバーランドは全部で20巻の漫画作品で大きく5つの編に分かれています。
(1)GFハウス脱獄編（第1話～第37話/1巻～5巻）
(2)ミネルヴァ探訪編（第38話～第64話/5巻～8巻）
(3)ゴールディ・ポンド猟場編（第65話～第95話/8巻～11巻）
(4)七つの壁編（第96話～第144話/11巻～17巻）
(5)王都決戦編（第145話～181話/17巻～20巻）
映画化されたのは、「（1）脱獄篇」です。アニメ第一期で放送もされている脱獄篇は、ハウスの真実を知り大人たちと戦う頭脳戦が描かれたドキドキハラハラのシーンがたっぷりの序章です。
原作を知らなくても楽しめる？
結論・・・
楽しめます！！
前述した通り、映画化されるのは1巻からの序章です。漫画の約5巻分、アニメ12話分を2時間でまとめるとなると、少しカットされるシーンもありそうですが、前情報がなくても映画を見ることによってストーリーを掴むことができそうです。原作を読んでいないかたも映画をきっかけに「約ネバ」をご覧になってみてはいかがでしょうか。
いかかでしたか。
すでに約ネバのファンの方も、そうでない方も豪華キャストが揃った映画「約束のネバーランド」を楽しみましょう！
映画情報は動画でもご紹介しています。
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